北海道のリゾートバイトに興味があるけど、よくわからないから不安…。
今回はそんな方に読んでほしい、北海道のリゾートバイト選びで失敗しないための情報を徹底的にまとめています。
北海道のリゾートバイトはメリットもあればデメリットもありますし、求人を選ぶ上での注意点もあります。
テキトーな選び方では、後々「想像してたのと違う…(泣)」と後悔するかもしれません。。
北海道で楽しくリゾバをしたい!そんな方はぜひ当記事を参考にしてみてください。
なお、記事前半は「北海道リゾートバイトの基本情報」、後半は「北海道リゾートバイトの体験談紹介」となっています。
リゾートバイトに応募する時は「リゾートバイト専門の派遣会社」を通すのが基本です。しかし、この派遣会社選びがめちゃくちゃ重要なのはあまり知られていません。。
派遣会社選びが重要な理由は、全く同じ求人・仕事内容でも会社によって時給が違ったり、トラブル等に合ったときのサポート力が全く違うからです。
北海道のリゾートバイトを希望する方は「リゾートバイト.com(グッドマンサービス)」と「アルファリゾート(アルファスタッフ)
」は最低限登録しておきたいところ。詳しくはこちらで解説しています。
目次
北海道でリゾートバイトをするメリット
北海道は日本有数の観光地だけあって、リゾートバイトをする様々なメリットがあります。
スキー・スノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめる
北海道のリゾートバイトでは、ウィンタースポーツを満喫できます。
スキー場で働けば、特典として無料でスキーを楽しめる施設も多くなっています。
北海道の雪は世界的に見ても良質なので、スキー・スノボーをしながら働きたい方には特にオススメです。
美味しいご飯
北海道は、なんと言ってもご飯が美味しい!
札幌味噌ラーメン、ジンギスカン、海鮮丼、カニetc…
美味しいご飯を食べるために北海道へ行く人もいるくらいです。
北海道のリゾートバイトで美味しいものを食べたい。。
そんな人は、旅館の求人を探してみてください。旅館では北海道の旬の食材を使った美味しいご飯を、タダで食べられる可能性があります。
仕事内容は比較的カンタン
リゾートバイトの仕事はどれも比較的簡単です。
たとえば、皿洗い・ゴミ捨て・洗濯・調理補助などなど。
特に短期勤務の求人は、こういった単純作業が多くなっています。
単純作業なので体力は必要ですが、頭を使わないという面では楽と言えます。
貯金ができる!
北海道でリゾートバイトをすれば貯金ができます。
リゾートバイトは通常のバイトよりも集中的にシフトに入るので、それだけたくさんのお金を稼げます。
また求人によっては、寮費・食費・水道光熱費が全てタダになる場合もあります。
ですので、無駄遣いをしなければ1ヶ月のお給料を丸々貯金することも可能でしょう。
(例)時給900円、寮費・食費・水道光熱費がすべて無料の場合の最大貯金額
北海道のリゾートバイト求人を見ても、月収目安は大体15〜20万円前後となっています。
お金をガッツリためたい人は、ぜひ寮費・食費・水道光熱費が無料の求人を探してみてください!
英語力を磨ける・活かせる
北海道のリゾートバイトは、場所によっては英語を勉強できる・英語力を活かせます。
北海道には、良質な雪質を楽しむために世界中から観光客が来ます。
またお客さんだけでなく、北海道でスタッフとして働くために来る人もいます。
寮ではあちこちから英語、フランス語、ドイツ語など日本語以外の言葉が聞こえてくることも珍しくありません。
国内にいながらワーホリをしているような感覚で働けるのは、北海道リゾートバイトの魅力と言えるでしょう。
北海道でリゾートバイトをするデメリット
北海道のリゾートバイトは、もちろんデメリットもあります。
中抜けシフトが多いので1日を有効に活用しづらい
北海道のリゾートバイトは「中抜けシフト」が多くなっています。
中抜けシフトとは、午前中勤務→長めの休憩→午後勤務といった感じで、シフトが2つに分かれている勤務スケジュールです。
中抜けシフトの仕事は、1日の流れが次のようになります。
1日のスケジュール例
7:00〜11:00・・・仕事
11:00〜17:00・・・休憩
17:00〜21:00・・・仕事
21:00〜23:00・・・自由時間
23:00・・・就寝
途中で長い休憩を取れますが、実質、1日中働いているような感じなので、慣れるまでは大変です。。休憩時間中は、部屋に戻って昼寝をしたりゲームをしたりします。
時間が細切れになっているので、仕事の日を有効活用しづらいのが難点ですね。。
立地的に不便な生活を強いられることも
勤務先は郊外にある「リゾート地」がほとんどなので、周りには何もなく不便なことが多いです。
特に、スキー場の周りはコンビニやスーパーはおろか、家などの建物もなかったりします。
なるべく不自由のない生活をしたい方は、札幌などの都市圏に近い勤務先を選びましょう。
電波が繋がりづらいこともある
場所によっては、スマホの電波がつながりづらいことも多々あります。
インターネットが欠かせない。毎日ネットサーフィンをしたり動画を見たりしている。
そんな方はWiFiが無料で使える寮もあるので、そういった求人を探してみてください。
北海道リゾートバイトでおすすめの勤務場所は??
北海道はとても広く、エリアごとにそれぞれ特色があります。
今回は求人数が多く人気の6エリアを紹介したいと思います。
世界屈指の雪質を誇る「ニセコ」は外国人観光客が多く、英語も活かせる
ニセコには広大な自然が広がっており、冬はスキー場、夏は乗馬・ハイキング・カヌーといったアウトドア系の求人募集があります。
特にニセコの雪質は世界的にも良質で、毎年世界中から多くの外国人観光客が訪れます。
毎日スキー・スノボーを楽しみたい、英語を活かして仕事がしたい!
そんな方はニセコの求人を探してみてください。
スキーだけでなくアトラクション施設もたくさんの「ルスツ」「トマム」
ルスツとトマムには、スキー場はもちろん、遊園地やプールなどのアトラクション施設もあります。
冬だけでなく春〜秋にかけても頻繁に求人が出ているので、スキー場以外で働いてみたい人はチェックしてみるといいでしょう。
春〜冬までオールシーズンOK、大自然が魅力的な「サホロ」「富良野」「知床」
サホロ・富良野・知床は、北海道の美しい大自然が特徴的です。
冬はスキー場、春〜夏はリゾートホテルの求人掲載が多くなっています。
特に知床は世界遺産にも登録されており、ここでしか見れないエゾシカや流氷なども見ることができます。
大自然を満喫しながら働きたい、そんな方はサホロ・富良野・知床の求人を探してみてください。
北海道リゾートバイトの仕事内容はどんな種類があるの?
北海道リゾートバイトの仕事は接客業が中心です。
代表的な仕事を5つ紹介します。
- スキー場
- リゾートホテル
- 温泉旅館
- レジャー施設関連
- ナイトワーク
スキー場
スキー場の主な仕事内容は以下のとおりです。
- チケット販売のスタッフ
- レンタルショップのスタッフ
- ゲレンデのレストランスタッフ
- インフォメーションセンターのスタッフ
- リフトのスタッフ
- パトロールスタッフ
- スキーインストラクター
1〜3はリゾートバイト初心者でもOKな求人が多く、4〜7はスキー場に関する知識・経験が豊富な人が採用される傾向にあります。
スキー場で働くと、勤務期間中はタダでスキー場を利用できる特典が付いてくる事が多いです。
リゾートホテル
リゾートホテルの主な仕事内容は以下のとおりです。
- フロントスタッフ
- ベルスタッフ
- ハウスキーパー(ベッドメイキング)
- 館内の清掃スタッフ
- レストランのホール・キッチンスタッフ
仕事内容は一般的なホテルと変わりませんが、冬の雪かき業務などは雪国・北海道独特の仕事と言えるかもしれません。
温泉旅館
温泉旅館の主な仕事内容は以下のとおりです。
- 朝食・夕食の準備
- 客室の清掃
- フロント業務
上記の仕事は、大きい旅館だと完全に分担されていたり、小さい旅館だと混合していたりするなど、勤務先によって仕事の内容が若干変わります。
温泉旅館で働くと、温泉にタダで入れたり、旬の食材を使った美味しいご飯をタダで食べれたりします。
レジャー施設関連(遊園地、牧場etc…)
レジャー施設関連の主な仕事内容は以下のとおりです。
- 施設のチケット販売スタッフ
- フードコートでの接客・調理・洗い場スタッフ
- ガイドスタッフ
- プールなどの監視スタッフ
- 売店・お土産屋さんのスタッフ
レジャー関連施設の求人は4月上旬くらいから始まり、10月中旬くらいには業務終了となります。
高時給!ナイトワーク
リゾートバイトの中でも高時給なのが「ナイトワーク」です。
仕事内容は、スナック・ガールズバー・クラブといった場所での接客となります。
お酒好き、話好きでたくさん稼ぎたい人は検討してみてもいいかもしれません。
北海道リゾートバイトの勤務期間
北海道は1年を通して世界中から観光客がやってきますし、僻地で働ける人が少ないため、春・夏・秋・冬のどの季節でもリゾートバイト求人の募集があります。
超短期は1・2週間〜(ゴールデンウィーク、年末年始、お盆など)
ゴールデンウィーク、年末年始、お盆などは超短期の1週間程度のお仕事もあります。
ただし、こういった超短期求人は求人倍率が高くなりやすいので、早めに応募することをおすすめします。
短期は1カ月〜(春休み、夏休み、冬休みなど)
大学生などは、長期休みを利用して1〜3ヶ月程度のリゾートバイトをすることが多いです。
こちらも超短期求人と同様に倍率が高いので、早めに応募するのがいいでしょう。
長期は3カ月、6カ月以上
北海道リゾートバイトの中でも一般的なのが3カ月以上、6カ月以上といった長期の求人です。
長期の求人のほうが倍率は低いので、応募したら即採用というケースも珍しくありません。
ガッツリお金を貯めたい、いますぐに北海道のリゾバを始めたい方は3カ月以上の長期求人がおすすめです。
北海道リゾートバイトの時給は900円〜1,000円前後。交通費は支給される?
北海道リゾートバイトの時給は900円〜1,000円前後です。
どの職種でも大きな差はありませんが、ナイトワークは時給1,500円程度〜と高時給になっています。
交通費について
自宅から北海道へ行くための飛行機代などは支給されます。
交通費をもらうまでの一般的な流れ
リゾーバイト専門の派遣会社を経由する場合、勤務先が決定したら、どのような方法で現地まで行くかを担当スタッフに聞かれ、交通費の支払い方法・上限・支給時期などの説明を受けます。出発時はとりあえず自分で立て替えておき、必ず領収書を保管しておきます。勤務終了後に派遣会社へ交通費の領収書を発送し、最後のお給料と一緒に振り込んでもらう。
しかし、勤務期間の途中で辞めてしまった場合や上限を超える分に関しては支給されないこともあるので、必ず担当スタッフに聞いておきましょう。
なお交通費の建て替えをしたくない方は「ハッシャダイリゾート」という派遣会社を利用すると、事前に現地までの航空チケットを支給してくれます(勤務期間が3月以上の求人に限る)
北海道のリゾートバイトに応募〜働くまでの流れを紹介!
では、実際にどのような流れでリゾートバイトに応募して働き始めるのか、紹介したいと思います。
応募方法
まず応募方法ですが、大きく分けて以下の3パターンがあります。
- リゾートバイト専門の派遣会社を通して応募
- 知人の紹介
- 勤務先に直接応募
ほとんどの人は、1の「リゾートバイト専門の派遣会社を通して応募」を選択します。
リゾートバイト専門の派遣会社を通せば、あなたの希望に最も合った求人をスタッフが探してくれるだけでなく、疑問や不安点を質問できたり、勤務中にリゾートバイト先でトラブルが発生したに担当スタッフが対応してくれたりします。
見ず知らずの土地で何か起こった時に、相談できる人がいるのは本当に心強いです。
派遣会社への登録〜勤務開始までの流れ
リゾートバイト専門の派遣会社を通して応募〜勤務開始の流れは、以下のとおりです。
②派遣会社に行く、もしくは電話やチャットで希望の条件を担当スタッフに伝える
③紹介してもらった求人を確認・決定
④現地へ向かう
ファーストステップとしては、リゾートバイト専門の派遣会社に登録するところから始めます。
この時に重要なポイントは、派遣会社は2〜3社登録することです。
なぜなら、同じ求人案件でも派遣会社によって時給が違っていたり、担当スタッフのサポートが良い場合と悪い場合があるからです。
「1つの派遣会社しか登録してはいけない」というルールはないので、複数派遣会社の求人と担当スタッフの対応を見て決めるのがベストなリゾバ探しの方法と言えます。
おすすめのリゾートバイト専門派遣会社
リゾートバイト専門派遣会社はたくさんありますが、その中でも以下の3条件を満たす派遣会社を紹介します。
- リゾートバイト専門で全国展開している
- 求人数を多く掲載している
- 時給が高い、交通費がしっかり支給される
派遣会社名 | おすすめポイント |
グッドマンサービス(リゾートバイト.com)![]() |
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アルファスタッフ(アルファリゾート)![]() |
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アプリ(はたらくどっとこむ)![]() |
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ハッシャダイファクトリー (ハッシャダイリゾート) |
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ヒューマニック(リゾバ.com)![]() |
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【北海道のリゾートバイトおすすめ派遣会社は…】
北海道でリゾートバイトを探すなら、この中でもグッドマンサービス(リゾートバイト.com)とアルファリゾート
がおすすめ。
この2社は高時給の求人を多数保有しており、交通費上限も業界トップクラス。職種はホテル・レストランスタッフなどの接客業から人気のスキー場スタッフ等、幅広く掲載しています。
ちなみにリサーチ会社のゼネラルリサーチが実施した調査では、グッドマンサービスはリゾートバイトスタッフ満足度No.1にも輝いているので、リゾートバイト選びで後悔したくない!という人には特におすすめ。
最低でも上記2社は同時登録しておきたいですね。
北海道リゾートバイトの気になる疑問に回答!
ここでは、北海道リゾートバイトに関するよくある質問に回答していきます!
寮はどんな感じ?
寮は、相部屋もしくは個室となっています。
トマムやキロロなどにある大規模リゾートは、何百人というスタッフが1つの大型宿泊施設で生活を共にしていることが多いです。
寮は綺麗なところもあれば築年数が古いところもありますが、北海道リゾバの寮は比較的綺麗なところが多い印象。北海道は南国・沖縄のように虫がたくさんいないですし、寒いところはGの一匹も出ません。
ただし、場所によって通信が弱いところもあるので、インターネットが欠かせない方は無料wifiが付いている寮を選ぶといいでしょう。
寮にこだわる方は、担当スタッフに綺麗な寮が良いことを事前に伝えておくことをおすすめします。
リゾートバイトをする人の年齢は?30代・40代、逆に高校生でも大丈夫??
北海道でリゾートバイトをする人の多くは20・30代です。
ほかには、10代の大学生、40代〜60代くらいの人もいます。
リゾートバイトは基本的に高校を卒業した18歳以上が対象なので、高校生は不可です。
一人で応募しても変じゃない??
一人でリゾートバイトに応募する人はたくさんいます。
現地へ行けば友達ができますし、あまり気にする必要はないです。
子連れでも応募できる?
お子さんの年齢にもよりますが、低学年の子がいる人はおすすめしません。
子供の生活費を稼ぐことも大変ですし、お子さんの年齢が低ければ保育園等に預けないといけないので保育園代等も別途支払う必要があるでしょう。
どうしても北海道でリゾバをしたいなら、ある程度お金を貯めた後に短期で働くことをおすすめします。
カップルで応募、一緒に働ける?
求人要項で複数人を募集している案件ならカップルで応募も可能です。
ただし求人先によって条件が異なるので、担当スタッフに相談してみましょう。
以下は、北海道のリゾバにカップルで応募した人の体験談です。
ペット(犬・猫)可の寮はある??
ペット可の寮はほぼ無いですが、担当スタッフに伝えればペットと一緒に泊まれるペンション等を探してくれる場合もあります。
家賃はかかってしまいますが、ペットを連れていきたいと考えている方はスタッフに一度相談してみるといいでしょう。
リゾートバイトの必需品は?
住み込みで働くリゾートバイトなので、どんなものを持っていくべきか迷うと思います。
筆者が「北海道リゾバにいくなら欠かせない!」と思う持ち物を紹介します。
▷着替え5日分くらい(下着・靴下・スウェットなどの部屋着・防寒具・外出用の服・靴・長靴)
▷洗濯グッズ(洗濯洗剤・洗濯バサミ・ハンガー・洗濯ヒモ)
▷洗面用具(歯ブラシ・シャンプー・ボディシャンプー・タオル類・整髪料・ドライヤー・綿棒・髭剃り)
▷筆記用具(ノート・メモ帳)
▷薬・メイク道具(コンタクト・メガネ・爪切り)
▷雑貨類(スマホ・充電器・WiFi・カメラ・時計・ガイドブック・ビニール袋・長靴用のインソール・ホッカイロ)
▷スキー・スノボー関連グッズ
冬の北海道は、場所によって−20度という極寒になる地域もあるので注意してください。
特にスキー場の場合、周りにコンビニもスーパーも何もないことがあるので、必要なものは初めからすべて持っていくようにしましょう。
北海道リゾートバイトの評判・口コミを紹介!
最後に、北海道でリゾートバイトの経験がある人の体験談を紹介します。
体験談①20代女性、富良野でホテルのリゾバを経験
まずは、北海道の富良野でリゾートバイトをした20代女性の体験談です。

わたしは7〜9月の2ヶ月(夏休みシーズン)で、「北海道のへそ」とも言われる富良野でリゾートバイトを経験しました。
勤務先は40室前後の中規模ホテルで、雰囲気はペンションのような佇まいでした。

仕事内容は、朝食と夕食ビュッフェの補充、ご来店されたお客様のご案内、ドリンクオーダーなどのレストラン業務がメインでした。
それに付随する皿洗い、簡易調理、清掃などの裏方業務もこなしました。
この仕事の良かった点は次の5つです。
- ビュッフェ形式なので楽(補充がメインで料理の順番や内容を覚える必要なし)
- 固定シフトではない(早く仕事を終えれば自由退勤可。給料はしっかり貰えます)
- 半日休がある(休むもよし、お祭りや観光も行けます)
- 自転車を無料で貸し出してくれた
- スタッフ同士の仲が非常に良かった
反対に、悪かった点は以下のとおりです。
- お風呂がお客様と共同だったので、自由に入浴できなかった
- 人手不足で責任者が不在…という状況が多かった
- 急なシフト変更があった
- 事前に伝えられていない業務をすることもあった

当時の私の年齢は22歳で、その職場では最年少でした。
常駐している社員の方が5名で年齢層は50代が2名、40、30、20代がそれぞれ1名いました。
他は地元のバイトの方が1名、リゾートバイトで来ている人数は9名で年齢層は30代前半が8名、40代後半が2名です。
総合して見ると30代の方が最も多く、全体的な年齢層は高めでしたね。





北海道でリゾートバイトするメリットは個人的に、「観光地に恵まれている」「食べ物が美味しい」「方言が優しい」以上3つだと思います。
道南、道北、道央、道東どこへ行っても1度は聞いたことがある地名が多いです。電車から見える景色も、本州と全然違います。まるで外国かのように感じました。
食べ物は、素材のサイズから違うので初めは驚くかもしれません。味ももちろん美味しいですし、北海道でしかとれない果物や魚もたくさんあります。
独特の方言は、個人的に1番のメリットですね。道民の系譜が東北系のためか、少しなまっているけども分からないほどではない不思議な方言です。
本州の方言は地域によってはかなりきつかったり聞き取れなかったりすることもあるので、リゾートバイトで行く際にはよく不安になるのですが、北海道弁の少しなまった方言は私には優しく感じられ、とても安心しました。
逆にデメリットは「物価が高い」「交通手段が少ない」「本州へ行きづらい」の3つです。
食べ物、お土産に関わらず結構お値段が張ります。交通手段も少なく、移動距離が本州と別格なので運賃も高いです。山奥や秘境の有名スポットも多いので同僚とレンタカーを借りたり、工夫する必要があります。
そして、もしも派遣先が合わなくて地元に帰りたくなったり、お盆や用事で本州へ行かなければならない状況でも交通手段は飛行機かフェリー。海を隔てている分、本州へのハードルは高く感じました。
私のリゾートバイト先は寮費もWi-Fiも食事も3食ついてすべて無料でした。
朝食はブッフェの残り物で昼と夜は別に調理したものを頂きます。
時々差し入れで旬のメロンやとうもろこしが出てくることもあり、とても美味しかったです。

私はリゾートバイト専門の派遣会社「ヒューマニック(リゾバ.com)
」を通して応募しました。
面接は終始明るい雰囲気で、今までの職歴、学歴、希望職種・給料・地域を聞かれました。
なお、学歴は採用合否に関して特に関係するとは思いませんでした。応募先のグレードにもよるかもしれませんが、基本的に気にしなくていいと思います。
ヒューマニックを利用した場合の応募〜勤務開始までの流れは次のとおりです。
①WEBで条件に合った求人に応募。
②コールセンターから電話がくる。最寄りの支店へ登録予約。
③支店へ行き登録。担当コーディネーターと相談して、仕事先を決める。
④数日後、合否の可否が電話でくる。
⑤合格であれば、注意事項や必要物などを記載したメールも送られ、赴任日の流れや交通手段なども伝えられる。
⑥リゾートバイトへ出発。赴任初日は制服を合わせたりシフトや仕事の説明を受ける。
⑦翌日から勤務開始。

必須の持ち物は、やはり夏の間の短期であっても防寒着です。
昼はそうでなくても夜になるとかなり冷え込むことがあります。その派遣先が気に入って延長する可能性もありますので、持っていて損はないです。
観光するなら日焼け止めも必須です。
天気の良い日だと1日山間部をサイクリングしただけで、皮むけを起こすくらい焼けます。UVカットの薄手の長袖は一石二鳥で夏を通して使えるのでおすすめです。
逆にいらなかったものは前述した調味料や食品です。
通販でも買えますし、都市部にいけば大体売っています。ただ、珍しいものや北海道にはないものだと職場のコミュニケーションに使えるので、個人の好みによります。

大自然を体感したい、自分を変えたい、そして今まで北海道へ来たことがない方に最もおすすめです。
私自身リゾートバイトで初めて北海道へ来て、風景や言葉、人柄にたくさん刺激を受けました。
赴任交通費も出ますし、効率的に北海道を観光したい方はぴったりだと思います。
体験談②20代女性、ニセコで高級旅館のリゾバを経験
次に、北海道のニセコでリゾートバイトをした20代女性の体験談です。

勤務場所は、北海道全体で見ると左寄りにある、冬はパウダースノーで有名なニセコです。
勤務期間は7月と8月の2ヶ月弱、勤務先は部屋数12室の小規模な隠れ家的高級旅館です。

仕事内容は、お客様のお出迎えからお見送りまで、部屋への案内や食事出し、布団敷き、チェックアウト後の清掃など館内業務全般でした。
この仕事の良かった点は次の5つです。
- チップが貰えた(高級旅館の特権かな・・?)
- 接客技術が上がる
- お酒の種類・テーブルマナーを学べる(飲み物づくりも業務の一環でした)
- 時給が高く稼げた
- 北海道について詳しくなった
反対に、ちょっとなぁ…と感じた点は次のとおりです。
- 虫が出る(山奥の隠れ家的ホテルだったので虫によく遭遇しました…)
- 周囲に何もなく不便だった(さすが隠れ家的ホテル…)
- 館内に寮があったのでお客様に気を使う必要があった
- ちょっとした失敗でもクレームを受けることがある(高級旅館だけあってお客様の期待度が高い)

周りで働いていた人は、まず正社員の方は50代が1名、40代が2名、30代が4名の7名でした。
地元のバイトの方とリゾートバイトスタッフは合計5名で全員30代です。
全体的な年齢層は30代が1番多かったです。





北海道でリゾートバイトをするメリットは、「夏は過ごしやすい」「アウトドアスポーツが盛ん」「梅雨や花粉が無い」以上の3つです。
北海道の夏は基本過ごしやすく、お盆を過ぎるとあっという間に涼しくなります。
1度慣れると、夏の本州で過ごせないくらい北海道の夏は快適です。あとは個人的にゴキブリがいないのが本当に良かったです。
また、夏ならラフティングや登山、冬にはスキーやスノーボード等、季節を問わずに様々なアウトドアスポーツが盛んです。スポーツ好きなら北海道の広い大地を思いっきり楽しめます。
そして、本州とは違い梅雨が無くジメジメせず基本的にサッパリしています。台風もほとんど来ません。スギが無いため花粉で悩むことも無いです。(シラカバという北海道自生の花粉はあります)
逆にデメリットとしては「テレビ放送が少ない」「雑誌や本の発売が遅れる」「野生動物が多い」の3つです。
本州で放送された内容は数週間遅れて放送されることが多いです。地域によってはそもそも放送されなかったりしますので、オンデマンド等で対策が必要です。
雑誌類も本州から運搬されるのに時間がかかるため、発売日から数日経って店頭に並びます。楽しみにしている本があれば注意が必要です。
野生動物は北海道観光の目玉でもあるのですが、車を運転している最中に飛び出して事故になる事があります。山間部は熊も多く、暖かくなると町に降りてくる事もあり毎年死者が出るので結構怖いです。
寮費、食事は昼と夜の2食がついて無料でした。料理人の方に調理して頂くのでとても美味しかったです。素材も普段お客様に出しているものの余りなので新鮮で良かったです。メニューをリクエストしたり、自由度も大きかったです。
他、お客様が少ない時間帯ならいつでも温泉に入ることが出来たので、とても贅沢に過ごせました。

わたしは、はたらくどっとこむ(アプリリゾート)
から北海道リゾートバイトに応募しました。
面接は和やかな雰囲気で、「どうしてリゾートバイトをやろうと思ったのか」や基本的な経歴を聞かれました。
アプリリゾートを利用した場合の大まかな流れは以下の通りでした。
①WEBからスタッフ登録をする。
②採用コーディネーターから電話が来る。最寄りの支店へ来社予約。
③支店にて登録、希望条件ヒアリング。条件にあう求人があれば応募。
④数日後、合否の連絡がくる。注意事項や持ち物などをメールで送られるので準備。
⑤リゾートバイトへ出発。赴任初日は仕事の説明や館内を散策、荷解きなど。
⑥翌日から勤務開始

実際に行ってみて、これだけは持って行ったほうが良い!と思う物は、「延長コード」「制汗剤」「リュックサック」です。
延長コードは大して荷物もかさばらないし、生活が快適になります。100均で買ったものは不良品や使えなくなる事が多いので、数ヶ月は使用歴があり電源タップも付いている丈夫な物が良いです。
制汗剤は必須です。北海道とはいえ仕事中はかなり汗をかくしほぼ毎日使います。
リュックサックは主に冬に役立ちました。背中を暖めてくれ、路面が凍結して滑って転んでも頭をガードしてくれるので、バイトが夏だけだとしても延長する可能性もあるので、北海道へ来るなら持っていた方が良いですね。
逆にいらなかったものは、小型の電気調理機です。
まかないが2食しかなかったため、朝食を作るかもしれないと思い持って行ったのですが、基本的に晩御飯の残りをサランラップで保管して食べていたので全く使いませんでした。

北海道はどの季節でもアウトドアスポーツを楽しみに世界中から人が集まるので、行動していれば国を問わず様々な縁が出来ます。
よって、自分の世界観を広げたい方、スポーツが好きな方に北海道でのリゾートバイトをおすすめします。
体験談③20代女性、利尻島で旅館のリゾバを経験
最後に、北海道の離島・利尻島でリゾートバイトをした20代女性の体験談です。

北海道でのリゾートバイトは1回です。4月から9月まで6か月間働きました。
場所は、北海道の北にある利尻島という離島です。
仕事先は利尻富士観光ホテルという中規模の旅館でした。

仕事内容は客室を清掃する仕事と、客室の布団を敷く仕事でした。
10部屋あるワンフロアを一人で清掃しました。
ごみ出し、洗い物回収、掃除機掛け、トイレとお風呂掃除、拭き掃除、という流れを朝の9時から14時の間に行います。
そこから自由時間になり、夜の布団敷きは18時頃から、お客さんが夕食で部屋を出ている間に二人一組で部屋をまわり、人数分の布団を敷いてまわるという内容です。
旅館リゾバの良かった点は以下のとおりです。
- 時間が短いので仕事が終われば自由になり、観光や遊びに行けたこと
- 掃除が得意なので自分に合っていたこと
- 大半の時間を一人で黙々と作業できるのでマイペースに働けたこと
- 同僚も同じくバイトなので上下関係がなくフラットな関係で仲良くなれたこと
- 旅館が海のすぐ目の前なので、仕事しながらも海を見ることができたこと
- 寮費・食費(朝食・夕食)が無料だったこと
- 旅館の温泉が入り放題、売店の買い物が1割引になったこと
反対に旅館リゾバの悪かった点は以下のとおりです。
- お客さんが部屋を出る時間が遅かったりすると仕事が遅れてしまい大変だったこと
- 当日のチェックインに合わせて仕事を終える必要があり、忙しい時もあったこと
- 部屋を汚く使うお客さんがいると元に戻すのが大変だったこと
- 労力に見合わずお給料が安く、その割に掃除の基準が厳しかったこと
- 清掃の仕事は、汚い所は指摘されるけれど綺麗になっていても気づかれないので、やりがいを感じにくいと思ったこと

周りの同僚は、若い人で20歳、年配の人で40代の人もいました。
職種にもよりますが、レストランでの接客は若い人が多く、清掃や調理補助などの裏方は年配の人もいるという印象でした。
同年代の20代後半から30代半ばくらいまでの人が多かった印象です。ただ、リゾバ以外にも直接雇用となると、それこそ定年後の60代の方もいました。

私の派遣会社では時給は890円でした。しかし、他の派遣先からきている人は1000円という同僚もいて、仕事は同じでも派遣会社で違いました。
同じ仕事をしているのに派遣会社が違うだけで時給が変わるので、派遣会社選びは慎重に行ったほうがいいと思いました。
交通費についてですが、自宅から現地までの交通費は支給されました。
確か片道2万円以内という規定だったと思います。
交通費は就業期間が終わってからの振り込みでした。職場と寮は近かったので通勤費はありませんでした。

貯金として残ったのは20万円くらいでした。
寮費は無料だったのですが、車を持参していてガソリン費がかかったり、隣の礼文島に遊びに行ったり、現地のお店を利用したりと浪費していたので、あまり貯まりませんでした。

北海道でリゾートバイトをして感じたメリットは、以下のとおりです。
- 夏は暑すぎず過ごしやすいので快適に生活できること
- 空気も自然も星空もほかの土地と比べてとても綺麗
- 海産物がとても美味しく、北海道だと安く食べられる
反対に、以下のようなデメリットも感じました。
- 真夏になっても夜が涼しいほど、春は冬のように寒いこと。服装に迷いました。
- 離島だと普段のようなネットなどの娯楽がないので合わない人には退屈
- 物価が安いからか、時給が安かったこと

わたしは、株式会社ヒューマニックの運営している「リゾバ.com」
から応募しました。
面接はヒューマニックの新宿店で行いました。
担当の方は穏やかそうな方で、これといって悪い印象が無かったです。
どうしてリゾバをしたいと思ったのか、これまでどういう仕事をしてきたか、などこちらの事情も詳しく聞いてくれました。
リゾバで貯金をして海外へ行った方の話や、沖縄でのリゾバの体験談なども話してくれて、楽しみだなぁと期待が膨らんだ記憶があります。
面接では、簡単な履歴書のような用紙をはじめに渡され、そこに学歴を書く欄があり記入しました。
ですが実際仕事に応募する際には質問されなかったので、採用の合否と学歴は関係がないように思いました。
仕事を始めるまでの流れは以下のとおりです。
- リゾバ.com
から求人を探して応募
- 担当から連絡があり、こちらの働きたい意思の同意が取れれば、先方に紹介の連絡が行きます。
- 先方からのOKが出れば、就業が決まります。
- 仕事内容や時給、規則、生活に必要なものや移動方法などを教えてもらい、就業までに現地へ移動して入寮
就業が決まるまで、早くて2、3日ということもありました。

まず担当スタッフから寮の個室にあるもの、共有スペースにあるものを教えてもらい、荷物を準備しました。
その上で、これは持っていったほうが良い!と感じたものは次の7つです。
- 防寒着(夏でも夜は寒いです、防寒着がないと外出できません)
- 双眼鏡(景色が良く珍しい鳥や動物がいることもあるので必須です)
- 登山グッズ(山登りに興味が無くても、同僚の影響で登ることになるでしょう。むしろ上ってください!)
- 地元のお土産(職場への挨拶に持っていくと好印象です)
- ギター(リゾバをするような人はギターを弾ける人が多いので盛り上がります)
- お酒(同じくリゾバにいる人は酒豪が多いからです)
- デジカメ(写真は膨大に撮ることになります、スマホでは追いつきません)
反対に、次の3つは要りませんでした…。
- パソコン(ネットが上手くつながらず役に立たずに荷物になりました)
- 調理道具(寮に何でもそろっていました)
- 本(同僚と遊んでいて読む暇がありませんでした)

①登山やスキーなどアウトドアが好きな人におすすめしたいです。
スキー場ならリフト券に何度も乗れるなどの特典があります。
何よりそういう場所に働きに来るひとはアウトドアに詳しい人が多く、ネットでは得られない生の情報が得られます。同じ趣味の仲間が自然とできてくるので楽しみが倍増します。
②非日常な環境で異性との出会いを求めている人にもおすすめです。
寮で生活したり、同僚で集まってバーベキューをしたり、学生のころのように集団生活する機会はリゾバ以外でなかなか無いので、同僚同士の距離が近くなり、恋愛モードになる人も増えます。
北海道は特に夜になると星が綺麗ですし、海や広い土地などデートに向いている場所も多いです。
③最近ではニセコやルスツなどへの外国人観光客も増えているので、外国語を使って仕事をしたいという人にも北海道でのリゾバはおすすめです。
職種や求人によっては「英語を話せる人歓迎!」などという募集内容もあるぐらいです。
〜追記〜
旅館でのリゾバは、職場によってはブラックな現場もありました。
大きな旅館ほど人が多く、忙しいので余裕がなく、働く環境が整っていなかったりして人間関係にも影響が出やすいことが原因だと思います。
私が利尻島で滞在した旅館は、働く環境がとてもいいとは言い難いですが、勤務時間が短く、一人で働ける、接客が無いのでトラブルが少ない、などの理由でデメリットは感じづらかったです。
同僚にも恵まれていて、人見知りで一人が好きな性格の私でも親友と呼べる存在が出来ました。
学生時代ならともかく、大人になって、毎日一緒に過ごせるほど仲の良い友達が出来るというのはとても貴重な経験だと思います。
いまだに関係が続いていて、ほかの地域でリゾバに行ったりもしました。ほかでは築けない人間関係がリゾバでは得られます。
離島をおすすめしたいのは、とにかく自然が豊かで綺麗だからです。
北海道の離島くらいの規模だと、広すぎず、車があれば数時間で一周も出来るので、島全体を把握しやすく、楽しみも増えると思います。
私は毎日自由時間になると、職場から歩いて5分の岬でギターを弾いて歌っていました。目の前には海しかなく、周りをウミネコが飛び交っていたりして、あんなに開放的な気分になれたのは初めてでした。
夏の流星群の時期には、夜に同僚たちとバイクでツーリングに出かけたこともあります。透き通った湖に、満点の星空が反射している光景は一生忘れないと思います。
ただの田舎と違って、隔離された田舎、という環境では住んでいる人たちの持っている時間の感覚もかなり違います。
今では田舎でも移動すればすぐ都会に出られる時代ですが、離島は天気に左右されてフェリーが欠航になったりすれば完全に隔離されてしまいます。
そうなるとお客さんも来ないので、夏の台風の時期には仕事が急になくなることもありました。
現地の人はそういった事に慣れているので、まぁしかたない、というどっしりした姿勢でいました。あくせく働くよりも自然に身を任せている姿から学ぶことも多かったです。
離島では感動的な自然の景色に出会えたり、普段と違った時間の流れを感じられたりすることが出来ます。ちょっとの不便は気にならない、という人にはぜひおすすめしたいです。