沖縄や北海道など、遠隔地のリゾートバイトへ行く時に気になるのが「交通費」ですよね。
最近はLCCなどの格安航空会社を使えば、国内なら往復2〜3万円程度に抑えられます。
ではこの交通費、果たして自己負担なのか、それとも勤務先や派遣会社が支給してくれるのでしょうか?
リゾートバイトの交通費は全額支給される?
リゾートバイトの交通費は支給されるケースがほとんどです。
ただし、支給される金額は勤務先によって異なります。
派遣会社・勤務先によって交通費の支給上限額が異なる!
リゾートバイトの交通費は支給額の上限が決められています。
上限がなければ、たとえば北海道在住の人が沖縄へビジネスクラスで行って往復15万円の請求・・・なんて事になりかねないですからね。。
そして、交通費の上限額は応募する派遣会社・勤務先によって微妙に異なります。
上限額はだいたいどこも3〜5万円です。
求人内に上限が記載されている場合もあれば、非公開で応募後でなければわからない場合もあります。
なので、北海道住みの人が沖縄のリゾートバイトに行くなど距離の多い移動を考えている人は気をつけてください。
交通費の上限でリゾートバイト派遣会社を決めるのはムダな理由
ただし、リゾートバイトの派遣会社を決める際、
A派遣会社は交通費の上限が高いから、A派遣会社経由で応募しよう!
という理由で派遣会社を決める人もいますが、残念ながらこの決め方はあまりおすすめできません・・・。
なぜなら、交通費の上限は最終的には働く勤務先によって変わるからです。
A社の支給上限が仮に5万円だったとしても、勤務先が「3万円まで」と決めていれば3万円までしか出ません。
交通費を最終的に支払うのは、派遣会社ではなく勤務先ですからね。
リゾートバイトの派遣会社を決める際は、交通費の上限額ではなく、時給の高さとサポート力の2点を重視すべきです。
時給の高さとサポートが良い派遣会社を選ぼう
リゾートバイト専門の派遣会社は10社以上存在します。
そして、実は派遣会社によって全く同じ勤務先・仕事内容でも時給が違う可能性があることはあまり知られていません。
たとえば、1日8時間・週休2日でリゾートバイトすると仮定します。
もし、A派遣会社とB派遣会社の時給が100円違っている場合・・・・
- 1ヶ月の勤務で・・・17,600円の給料差
- 2ヶ月の勤務で・・・35,200円の給料差
- 3ヶ月の勤務で・・・52,800円の給料差
3ヶ月で5万円以上の給料差が発生するのです。。
普通のバイトなら企業に直接応募しようが、タウンワーク経由で応募しようが時給は変わらないのですが、リゾートバイトは派遣会社によって50円〜100円ほど時給が違うのはよくあることなのです。
また派遣会社によってスタッフの対応力が違うこともあります。
時給が高くても、サポートがテキトーな派遣会社を選んでしまうと悲劇が起こるのです。。
たとえば




こんなことになったら嫌ですよね。。
さすがにここまでの対応をするスタッフはいないと思いますが、勤務先で起きた問題に対して全く相談にのってくれなかったり、応募段階で勤務先の情報を詳しく教えてくれなかったり(求人票に書いてあることを棒読み)といったことはよくあります。
ですので、リゾートバイト派遣会社は時給が高くてサポートがしっかりしているところを選ぶことが大切。
その派遣会社は・・・
この3社です。派遣会社選びに迷ったら、とりあえずこの3社を思い出すようにしてください。
詳しくは「リゾートバイトおすすめランキング|派遣会社・職種・場所の失敗しない選び方」でも紹介しているので参考にしてみてください。
リゾートバイトの交通費についての注意点
リゾートバイトの交通費について知っておいてほしい注意点が2つあります。
①交通費は上限MAXまでもらえるわけではない
②交通費が全くもらえない場合もある
注意①交通費は上限MAXまでもらえるわけではない
当たり前ですが、交通費の上限額がいくら高くても、実際にかかった費用以上の金額は貰えないのでご注意ください。
上限5万円で実際にかかった費用が1万円なら、支給されるのは1万円のみです。
注意②交通費が全くもらえない場合もある
ほとんどの場合、交通費は支給されますが、残念ながら支給されない場合もあります。
交通費が全く支給されなければ「頑張って働いたのに、お金があまり残ってない・・・」なんてことにもなりかねません。
どんな場合に交通費が支給されないのかを紹介します。
リゾートバイトで交通費が支給されない3つの条件とは?
リゾートバイトで交通費が支給されない可能性があるケースは以下の3つです。
①GW限定などの短期リゾートバイトに応募した場合
②契約期間の途中でリゾートバイトを辞めてしまった場合
③交通費の領収書を破棄してしまった場合
①GW限定などの短期リゾートバイトに応募した場合
GWやお盆、年末年始などの「短期リゾートバイト」では交通費の支給がほとんどないケースもあります。
勤務期間が2、3日といった超短期リゾートバイトはもちろん、1ヶ月以内のリゾートバイトも交通費の上限額が極端に少ない恐れがあるので、短期リゾートバイトを考えている人は注意してください。
②契約期間の途中でリゾートバイトを辞めてしまった場合
たとえば、契約期間が3ヶ月なのに、個人的な事情(途中で嫌になった、人間関係が悪くなってしまった等)で2ヶ月目で辞めてしまったら・・・
残念ながら、交通費は1円も支給されません。
最初に決めた契約を破って、明らかな【ルール違反】をしているからですね。
この点は、始業前にも注意事項として説明されると思います。
③交通費の領収書を破棄してしまった場合
リゾートバイト勤務地へ行くまでの交通費の領収書は絶対に取っておきましょう。
どの派遣会社も領収書をとっておくことはルールにしており、場合によっては提出を求められる場合もあります。
領収書を破棄してしまって提出ができないと交通費は1円も支給されない可能性もあるので気をつけてください。
交通費を前払いしてくれるリゾートバイトの派遣会社はあるの?
通常リゾートバイト勤務地までの交通費は最初に自分で立て替えておき、勤務期間終了後、最後のお給料と一緒に口座に振り込まれるのが基本です。
しかし、ハッシャダイリゾートという派遣会社は交通費を前払いしてくれます。
※※ハッシャダイリゾートも2019年8月から交通費の前払いが終了してしまいました。
今後は3カ月以上の就業者限定で、就業先までの交通費(片道)が上限3万円まで支給されます。
就業者は一旦自分で立て替えておき、勤務開始から1カ月以内に領収書の原本をスタッフに渡す必要があります
なお交通費の支給条件がいくつかあるので、詳しくはこちらをご覧ください。
リゾートバイト派遣会社「ハッシャダイリゾート」は航空券を事前手配してくれる
ハッシャダイリゾートは勤務先が決まったら航空券の手配をしてくれます。
なので、最初に自分で交通費を立て替えておくといった手間が省けます。
「本当にお金がなくて交通費も出せそうにない・・・」という人には便利な会社です。
交通費を前払いしてもらうには3ヶ月以上のリゾートバイトに申し込むのが前提
ただし注意点として、ハッシャダイリゾートで航空券を事前に手配してもらうには勤務期間3ヶ月以上のリゾートバイト求人に申し込む必要があります。
3ヶ月未満の求人に申し込んだ場合は、他の派遣会社と同様に最初は自分で立て替えておき、後ほど最後のお給料とまとめて振込という形になります。
ハッシャダイリゾートについてはその他の注意点等も含めて「【口コミ】ハッシャダイリゾートは信頼できる?利用時の注意点5つ」で解説しているので、併せて参考にしてみてください。
結局、リゾートバイトを始めるまでに交通費以外でどれくらいのお金が必要なの?

寮費・水道光熱費・食費が全て無料、なおかつ航空券を事前手配してくれるハッシャダイリゾート経由で申し込んだ場合は、予備のお金も合わせて1万円もあればなんとかなります。
食費が無料ではなかったり、交通費の建て替えが必要な人は最低でも3万円程度なければ心細いと思います(もちろん勤務場所にもよりますが)
- 現地までの交通費(片道分)・・・1万円
- 食費・・・2万円
お金がヤバそうな人は前払い制度があるリゾートバイト派遣会社を利用しよう
現地までの交通費はなんとか用意できるけど、勤務先で野垂れ死ぬかも・・・
という人はお給料の前払い制度を採用しているリゾートバイト派遣会社から応募しましょう。
主要派遣会社で前払い制度に対応しているのは以下の4社です。
支払い上限額 | 利用回数制限 | |
リゾートバイト.com![]() |
上限5万円 | 月1回 |
アルファリゾート![]() |
働いた分の60%(上限10万円) | 全期間で1回のみ |
リゾバ.com![]() |
働いた分の50%(上限なし) | 制限なし |
はたらくどっとこむ![]() |
働いた日数で変動(上限2〜5万円) | 月1回 |