引っ越しバイトは、キツイけど稼げることで有名です。でも実際どのような流れで働くのか、どれくらいキツイのかなど、わからないことも多いですよね。
そこで当ページでは、引越バイトに役立つ情報を経験者の評判・口コミと一緒にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
1位:ヤマトホームコンビニエンス…時給が高い+社員が良い人が多い+評判高い
2位:日本通運(日通)…作業員を十分に確保しているので精神的・肉体的に楽
3位:アート引越センター…女性スタッフの採用を強化しているので女性におすすめ
引越バイトの仕事内容と1日の流れ
引っ越しバイトは、個人や法人の荷物梱包・運搬がメインです。
やることは会社によって異なりますが、1日の流れは以下のとおりです。
- 出勤・着替え・朝礼
- その日に必要なものをトラックに積んだりおろしたりする
- トラックで移動
- 仕事開始(合間に休憩を2〜3回挟む)
- 1件目が終了した後は2件目に行ったり、他の応援に行くこともある
- 作業が終了したら後片付けを行い、トラックに乗り会社に戻る
- 会社に戻ったらゴミや不用品を捨てる
- 給料をもらって終わり
男性の場合は運搬メイン、女性の場合は梱包作業や清掃、壁を傷つけないように養生テープを貼る作業などを任されるケースもあります。
シフトと勤務時間について
シフトは2〜3日前までに提出し、前日に電話で確認する会社が多いです。
勤務時間は、基本的に7時〜17時前後です。しかし、定時ちょうどに終わるようなことはほとんどなく、だいたい7時〜20時前後が多いですね。繁忙期は23時を過ぎることも。
なぜここまで遅くなるかと言うと「1日で複数の現場を回るから」です。多い日は1日で3件をこなし、労働時間は10時間を過ぎることもあるので、終業後はクタクタになって帰ります…
ただし、高校生の場合は極力残業はせず、MAXでも21:30くらいに終わります。
引越バイトはきつい?楽?
引越バイトは、どの会社に応募してもキツイのが普通です。
ただし、キツイか楽かは「一緒に働くスタッフ」と「現場」にもよります。
スタッフが適当な人だったり、すぐにキレるような人だったりすると仕事中は常に気を張っていないといけないのでかなり疲れます。
また、引っ越し現場が「階段しかないマンション」の場合はかなりの重労働です。エレベーターがあれば台車を使えるので楽なのですが、階段のみの場合は冷蔵庫や机などの重たいものもすべて手作業で運ぶ必要があります。
逆に一緒に働くスタッフが良い人だったり、エレベーター付きの現場なら精神的・肉体的にもかなり楽です。こればっかりは運の要素が強いですね。
引越バイトの時給・お給料事情
引越バイトは、時給もしくは日給制を採用している会社が多いです。
時給だと平均1,100円〜1,400円前後。1日8時間労働の場合、日給換算で9.000円〜11,000円になります。
ただし、引越しシーズンの3〜4月は時給を100円〜200円ほど引き上げる会社もあります。
給料は基本的に15日もしくは月末振込です。日払いを採用している会社は、終業後に手渡でくれるケースもあります。
引越バイトの物損は弁償しなければいけない!?
引越バイトを考えている人は「万が一荷物を落として壊してしまった場合、弁償しなければいけないのか?」と不安に思っている人もいるでしょう。
これは会社によっても異なりますが、基本的に現場リーダーの指示に従って動いていた場合は弁償する必要がないケースが多いです。引っ越し会社は保険に加入しているので、弁償分はそこから払えばいいからです。
しかし、リーダーの指示を聞かず勝手な判断で物損を起こした場合は、従業員に請求されるケースもあるので注意して下さい。
引越バイトのメリット・デメリット
引越バイトのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
体力がつく・筋肉ムキムキになる・痩せる
ガッツリ稼げる
チップ(ご祝儀)をもらえる場合もある
体力的にキツイ
腰や膝を痛める
最初の頃は叱られることが多い
引越バイトは、他のバイトと比べて体力的には間違いなくキツイですね。
ただし、「マッチョじゃないとダメ」というわけでもありません。重い荷物を持つ際は2人以上で運ぶことがほとんどですし、力があまりなくてもコツさえ分かれば女性でも運べます。それよりも、「長時間外で働ける体力」と「多少怒られてもめげない精神力」が必要とされます。
引越バイトの評判・体験談
引越バイトのスタッフは面白い人も多いが、仕事中はお客さんの大事な荷物を扱うためピリピリしている。
繁忙期は特に忙しく、日が出る前に出勤し、日時をまたぎそうになることもある。昼食や休憩は移動中の車内のみなど、とにかく忙しい。ただし、時間が過ぎるのは早いし、給料もがっつり稼げる。
定時に帰れることはあまりないので、バイトがある日は予定を入れないほうが良い
職場は体育会系の人が多いので、体力に自信がない、精神的に弱い人は辞めておいたほうがいいかも。忙しさは1週間もすれば慣れます。
引越バイトの面接では何を聞かれるの?髪型や服装は?
引越バイトの面接では、次のようなことを聞かれます。
- なぜ引越バイトをしたいと思ったのか?
- 週に何回くらい勤務できるか?
- これまでスポーツの経験はあるか?
- 体力に自信はあるか?
引越バイトはサービス業なので、ある程度真面目に働いてくれるか、チームワーク良く仕事をこなせるか、礼儀が良いかなどを特に見られます。
髪型に関しては、パーマはギリギリOK、長髪や茶髪は禁止が一般的です。アクセサリー・ピアス・ヒゲ等は印象が悪くなったり、荷物を傷つけたりする恐れがあるのでNGです。
引越バイトに受かる履歴書(志望動機)の書き方
志望動機は、よほど変なものでなければ問題ありません。面接官もバイトは「お金を稼ぐため」ということがわかっているからです。
たとえば、
- 学費を稼ぐため
- 空いた時間を有効に使いたいから
- 体を動かすバイトをしてみたかったから
といった当たり障りのない感じでOKです。それよりも、質問に対してハキハキと明るく答え、やる気があるように見せることが大切です。
なお、これまでに引っ越しバイト経験のある人は職務経歴に書いておきましょう。即戦力として期待されるので、態度が悪くなければほぼ確実に受かります。
引越バイトで必要なもの
- 飲み物と昼食…夏場は2リットルでも足りないかも
- 制服…無償で貸し出しのケースが多いが、給料から天引きされるケースもある
- 軍手…自分で用意。手にフィットし、滑りづらいものを用意しておく
- タオル…自分で用意。夏場は必須
- 靴…会社で支給される安全靴を着用。だいたい2,000円くらい。支給されない場合は動きやすい運動靴
- 靴下…綺麗な白靴下を自分で用意。現場ごとに履き替えるので、4〜6足ほど持っていくのがおすすめ。
働きやすい「おすすめの引っ越し会社」に応募すべし!
大手の引っ越し会社と言えば、
- サカイ引越しセンター
- アート引越センター
- アリさんマークの引越社
- 日本通運
- ヤマトホームコンビニエンス
この5社ですが、おすすめは「ヤマトホームコンビニエンス」「日本通運」「アート引越センター」です。
「ヤマト」と「日本通運」は、どちらも評判が良く男女ともにおすすめ。
アート引越センターは「レディースパック」という女性専用の引越しプランがあり、このプランでは引越し当日の搬送作業はすべて女性スタッフが行うことになっています。そのため、アート引越センターは女性スタッフの採用を強化しているので、女性に特におすすめの会社です。
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